2023年12月28日、法政大二年生高橋彰太さんが急逝されました。
陸上部で来年の箱根駅伝競走の主力と期待されていた、高橋彰太さん。
19歳の若さでの急逝され、「ネフローゼ症候群ではないか?」と病気への疑問の声が聞かれます。
そこで今回は
- ネフローゼ症候群と噂される理由5つ!
- 病気はワクチンの影響?
について深堀りしていきます。
箱根駅伝についてはこちらにも読まれています▼
法政大学の高橋彰太の病気はネフローゼ症候群?理由5選!
法政大学の高橋彰太さんは本当にネフローゼ症候群の病気だったのでしょうか?
結論から申しますと
病気については分かっておりません
しかし、症状が一致していることが多く
と噂されています。
その理由は以下の5つが病気と一致するからです▼
①腎臓機能の低下
②発症年齢
③浮腫
④血栓
⑤治療期間
では、1つづつ詳しくみていきましょう。
理由①腎機能の低下
法政大学の高橋彰太の病気はネフローゼ症候群?と噂される理由1つ目は
腎機能の低下が考えられます
監督と高橋彰太さんが病気について電話で話した際
腎機能が低下する病気と診断され、「投薬で2、3週間は様子を見る」とのことだった。
引用()
と話されています。
この情報より、腎臓の病気に怠っていた事は明確です。
この情報だけでネフローゼ症候群とは断定出来ませんが、腎臓病の1つとして考えられます。
理由②発症年齢
法政大学の高橋彰太の病気はネフローゼ症候群?と噂される理由2つ目は
発症年齢が考えられます
ネフローゼ症候群はあらゆる年齢で発生します。しかし、小児での罹患率が非常に高く2歳〜4歳で発症する。
引用(MSDマニュアル)
10代は病気とは無縁の年齢に思いますが、ネフローゼ症候群は小児でも罹患する病気です。
高橋彰太さんも19歳と若いですが、発症する可能性は0ではありません。
発症年齢がネフローゼ症候群と一致している事が理由の1つとして考えられます。
理由③浮腫
法政大学の高橋彰太の病気はネフローゼ症候群?と噂される理由3つ目は
浮腫が考えられます
高橋彰太さんは入院前、監督に
「足のむくみがひどく、すぐ入院した方がいいと言われました」
と述べています。
ネフローゼ症候群とは、尿にタンパクがたくさん出てしまうために、血液中のタンパクが減り(低たんぱく血症)、その結果、むくみ(浮腫)が起こる疾患です。 むくみは、低タンパク血症が起こるために血管の中の水分が減って血管の外に水分と塩分が増えるために起こります。
引用(東京女子医科大学)
このように、高橋彰太さんの下肢の浮腫とネフローゼ症候群の病態が一致することが理由の1つとして考えられます。
理由④血栓
法政大学の高橋彰太の病気はネフローゼ症候群?と噂される理由4つ目は
血栓が考えられます。
数週間の見通しが急変されたとのことです。
一般的にネフローゼの治療はステロイド両方により1、2週間でむくみが無くなり軽快に向かいます。
しかし稀に血栓症の合併症を併発し急変する可能性があるようです▼
ネフローゼ症候群とは大量のたんぱく尿により血液中のたんぱく質が失われ、低アルブミン血症の結果、浮腫が出現するものをいいます。体の中のたんぱく質が失われ、血液が濃縮し、急性腎不全や血栓症(脳梗塞、肺梗塞、静脈血栓症など)を起こすことがあります。
引用(東京女子医科大学)
回復していたさなか、血栓ができて容体が急変した
と話されています。
この状態から血栓が出来たことにより、肺塞栓症・心筋梗塞などの合併症で急変された事が予想されます。
血栓の合併症もネフローゼ症候群の病態と一致します。
理由⑤治療期間
法政大学の高橋彰太の病気はネフローゼ症候群?と噂される理由5つ目は
治療期間が一致です
高橋彰太さんは治療期間について
「投薬で2、3週間は様子を見る」
と監督に伝えています。
治療はステロイド剤による治療が中心になります。子どものネフローゼ症候群はほとんどの症例でステロイド剤の治療が効きます。治療の効果がある場合は1週間程度で尿量が増えて、むくみが改善します。通常は10~14日ぐらいでタンパク尿がなくなり、3日連続してタンパク尿が陰性であった場合を完全寛解(治療によって症状を抑え込んだ状態)と呼びます。
引用(兵庫医科大学)
おそらく高橋彰太さんはステロイド治療をし、上記のような治療方針だったのではないかと思われます。
1週間程度→むくみが改善→通常は10~14日ぐらいでタンパク尿がなくなる→3日連続してタンパク尿が陰性→寛解→(約2〜3週間)要します。
こちらの治療方針の期間が、高橋彰太さんが当初伝えていた治療期間と一致します。
この事も、ネフローゼ症候群と噂される理由の1つです。
法政大学の高橋彰太の病気はワクチンの影響もある?
法政大学の高橋彰太の病気はワクチンの影響もあるのでしょうか?
結論から申しますと
高橋彰太の病気はワクチンの因果関係は不明です。
しかし、コロナワクチン接種後にネフローゼ症候群を発症した事例はあるようです▼
評議員581名(内科・腎臓内科339名、382施設)の先生にアンケートをお送りし、55施設(14%)より回答(2021年9月30日現在)いただき、新規発症6例、再発21例を確認しました。
引用(日本腎臓学会)
しかし、関連性は不明で今後も評価していくようです。
ワクチン接種後のネフローゼ症候群の新規発症・再発との関連性については、今後も国内外の最新の報告なども参考にしながら継続して評価する必要があります
引用(日本腎臓学会)
まとめ
今回は法政大学の高橋彰太の病気はネフローゼ症候群なのか、理由をもとに検証しました。
病態や症状が一致することからネフローゼ症候群も疑われますが、真実は不明です。
高橋彰太の御冥福をお祈りします。
こちらにも読まれています